人生やまあり

大学卒業後IT会社に就職してITをやってます。

虫除けスプレーが品薄に!デング熱の症状・感染経路・予防方法をまとめました


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まずはじめに。
曖昧な情報は100%信用せず、必ず厚生労働省のホームページを確認するようにしてください。
デング熱に関するQ&A|厚生労働省


今回の記事の内容です。

代々木公園以外に新宿公園、横浜の海の公園で感染が確認

100人ちかくの多くの感染が確認されているデング熱ですが、代々木公園以外に、新宿公園、海の公園(横浜)で感染が確認されています。
http://www.yomiuri.co.jp/local/kanagawa/news/20140906-OYTNT50045.html

感染経路が不明の事例も

代々木公園などを訪れたことがない人でデング熱の感染が確認されているようです。
デング熱、代々木公園以外で2人目 新たに感染確認 :日本経済新聞

デング熱感染経路

主な媒体生物はネッタイシマカやヒトスジシマカなどの蚊です。ちなみにヒトスジシマカは人は吸血対象ではないらしいです。

人から人の人間同士のデング熱直接感染はしません。感染するかしないかの経路をまとめてみました。

感染経路 感染するかしないか
蚊から人 感染する
人から蚊 感染する
人から人 感染しない
蚊から蚊 感染しない(※注)

人がデング熱に感染する経路はデング熱に感染している蚊に刺される経路しかありません。蚊から蚊のデング熱感染もありません。
感染しているヒトから蚊への感染は感染します。つまり蚊→ヒト→蚊→ヒト→・・・の経路でデング熱が広がっていくことになります。必ず蚊を媒体します。

蚊の通常の行動範囲は50-100メートル、気流や風邪の影響次第では1キロ~2キロの距離を飛行する場合もあるそうです。
デング熱、人の移動で2次感染か 専門家ら指摘 :日本経済新聞

(※注)ただし一部の研究者が「蚊が産んだ卵にデング熱ウイルスが感染してそれが生まれた蚊に感染する可能性がある」つまり蚊から蚊の感染はあると唱えています。代々木公園であれだけ広がっていることを見ると蚊から蚊の感染経路が存在するとしか考えられないですよね。。。厚生労働省はその可能性を否定しているそうです。

症状

発熱、頭痛、筋肉痛、関節痛などの風邪のような症状の他に、はしかに似た皮膚発疹の症状もあるようです。稀ではあるが生命を脅かすデング出血熱に発展し、出血、血小板の現象を引き起こしたり、デングショック症候群に発展して出血性ショックを引き起こすこともあります。最悪の場合死に至ることもあります。

潜伏期間

潜伏期間(感染してから症状が出るまでの期間)は3日から14日と言われています。感染しても発症しない場合もある

予防方法

とにかく蚊に刺されないようにすること、これにつきます。公園などの蚊が多発する場所にはなるべく近づかないようにし、もし行く場合は必ず虫除けスプレーをしましょう。虫除けスプレーが品薄になる現象も徐々に起きているらしいので注意が必要です。

虫除けシール ぴたシャット 36枚

虫除けシール ぴたシャット 36枚

予防注射やワクチンはない

デング熱に対する予防接種はありません。デングウイルスを媒介する蚊が生息する地域に渡航する際は、都市部においても蚊に刺されない工夫をする必要があります。

蚊の繁殖や虫刺されを防ぐ工夫

東京都感染症情報センターのHPによると東京都感染症情報センター » デング熱 Dengue feverによると蚊の繁殖や虫刺されを防ぐ工夫として下記の6つポイントが紹介されています。

  • 蚊の繁殖を防ぐため、雨水タンクに蓋をしたり、タイヤに溜まった水・ペット用の水・鉢植えの皿の水を放置しない
  • 室内の花瓶の水などは最低週1回は交換する
  • 戸外に出るときは肌の露出をできるだけ避ける
  • 虫刺され防止薬を適切に使用する
  • 網戸やエアコンを使用する
  • 渡航の際は設備が整った(網戸の設置や必要な清掃が行われている等)宿泊施設を利用する

治療方法

治療方法はいまのところ対処療法が主体で、症状を軽減するための指示療法が用いられます。重度の場合は点滴静脈注射や輸血などが行われるらしいです。

感染かも?と思ったら

蚊に刺されて3~15日以内に筋肉痛などを伴う38度以上の急な発熱があればデング熱の可能性があります。日本経済新聞の記事http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG05H1N_V00C14A9CC1000/によると「疑わしい症状があればすぐ保健所に相談し、専門の医療機関で受診してほしい」とすすめられています。

もし感染した場合に参考にすべきホームページ

東京都感染症情報センター » デング熱 Dengue fever
感染症情報センター デング熱

日本での過去のデング熱流行

1950年代以前、日本でも太平洋戦争中に、東南アジアや南太平洋などの戦闘地域から持ち帰られたウイルスが、日本にも生息するヒトスジシマカによって媒介され、長崎市、佐世保市、広島市、神戸市、大阪市など西日本で流行し20万人が発病したことがあります。

2013年にも実は感染していた?

あくまでも噂ですが、2013年9月に51歳のドイツ人女性が8月19日から31日までの日本旅行から帰国後デング熱を発症していたらしいです。飛行機は往復とも直行便を利用し、8月21日から24日の間に滞在していた山梨県笛吹市で蚊に刺されたと主張していることから、厚生労働省は日本国内感染の可能性を否定できないと言っているらしいです。
デング熱 - Wikipedia
【悲報】デング熱実は2013年にも国内感染があった可能性が浮上!|面白ニュース 秒刊SUNDAY


以上です。
自分のためにも、感染を防ぐためにもひとりひとりがしっかりと予防しましょう。

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