【格安SIM】今話題のMVNO格安SIMとは?SIMフリーじゃなくてもドコモのスマホ・iPhoneからMNPで番号・端末そのまま格安SIM利用可能!
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最近「MVNO」「格安SIM」という言葉を良く聞くようになってきました。
確かに携帯代は安いにこしたことはないけど、MVNO?格安SIM?SIMフリー?microSIM?nanoSIM?などよく分からない言葉だらけで、MVNO格安SIMを使いたいけどよく分からず結局格安SIMを使い始めれてない人も多いのではないでしょうか。今回の記事はMVNOを中心に今話題の格安SIMについて解説したいと思います。
<内容>
MVNO格安SIMとは
いま流行りのMVNO格安SIMとはなんなのでしょうか。
MNOとMVNOとMVNEの違い
日本で携帯通信キャリアとして携帯事業を行ってる業者は、大きくわけて2種類あります。ドコモ、au、ソフトバンクのように国から電波周波数が割り当てられており、自社で基地局などの通信網をもつMNO(移動体通信事業者)と、自社で通信網をもたずMNOキャリアから通信網をかりて携帯事業を行うMVNO(仮想移動体通信事業者)です。
MNO業者はいままで主流だったキャリア
逆にいままでの主流だったドコモ(Docomo)やau(KDDI)、ソフトバンクなどは自社で通信網を持ちます。これらはMNO(Mobile Network Operator」(移動体通信事業者)と言います。「仮想」がなくなりましたね。MNO業者になるためには、まず総務省から電波を使うための周波数を割り当ててもらう必要があり、そして全国規模で都会から否かまで基地局などの多額な投資が必要でした。
MVNOはドコモなどの回線を借りてサービスを提供
MVNOとは「Mobile VIrtual Network Operator」(仮想移動体通信事業者)の略で、自社で無線通信網を持たない、つまり携帯通信用の電波・免許などを持たない業者のことです。MVNE業者経由でMVNO通信キャリアから格安で通信網をかりて、携帯通信事業を行います。
日本ではDocomoの通信網を利用して日本通信(b-mobile)が2001年にはじめてMVNO事業者として参入しました。
(http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1406/30/news051.htmlより引用)
MVNEが支援してMNOとMVNOをくっつける
それからMNOとMVNOの間を仲介するMVNEとい業者も存在します。電波網をもっと効率的に活用したいNTTドコモなどのMNO通信キャリアと、安く携帯事業に参入したい企業をつなぐのがMVNE業者です。
MVNE業者は
- MVNOの課金システムの構築・運用
- メールや通話のアプリケーションプラットフォーム提供
- MVNO業者への障害情報など利用者へのサポート
- MVNOに対するコンサルティング業務
などを行います。
種類 | 代表キャリア | 説明 |
---|---|---|
MNO | ドコモ、au、ソフトバンク | 自社で基地局などの通信網を保有。 |
MVNO | OCNモバイルOne、IIJmio、Y!mobile、DMM、楽天SIM、日本通信 | MNO業者から通信網をかりて事業を展開。 |
MVNE | NTTコム、IIJ、フリービット、KDDI | MNOとMVNO業者をつなぐ役目。 |
いまあるMVNOはほとんどドコモ電波
格安でSIMを展開するMVNO業者は電波・免許をもたずにドコモ(Docomo)、au(KDDI)、ソフトバンクなどの通信網を借りて携帯事業をおこないます。2015年7月現在、日本で格安SIMを展開するMVNO業者はほとんどがドコモの通信網を利用しています。各MNO通信キャリアのMVNO業者の代表例は下記です。
MVO業者 | MVNO業者 |
---|---|
ドコモ(Docomo) | OCNモバイルOne、IIJmio、DMM mobile、日本通信(b-mobile)、ワイヤレスゲート、nifty、楽天モバイル、BIGLOBE、So-net、DTIなど |
au(KDDI) | mineo、UQ mobile |
ソフトバンク | Y!mobile |
全体でMVNOの格安SIMが占める割合
一時はMNPによる流出で契約数を減らしていたドコモですが、2015年3月末発表によると前年度比0.3%シェアを伸ばしたらしい。実はこの背景にはMVNO格安SIMの存在が大きとか。
ドコモ純増数の約4割はMVNOの契約
いまやネットやニュースでよく耳にするようになったMVNO格安SIM。ヤマダ電機、ビックカメラ、ヨドバシカメラなどの電気量販店にいっても、ドコモ・au・ソフトバンク売り場と同じくらい大きなブースを構えて格安SIMを販売する店舗もちらちらあります。
格安をうたうMVNOの契約者が急上昇しており、前述したとおりほとんどのMVNO格安SIMがドコモの回線を使用しています。下記の記事によると実にドコモの純増数の約4割をMVNOが占めるほどらしい。
格安SIMカードを利用したプランはなんと2015年3月末に326万契約。前年は173万契約で、153万契約と大幅な伸びを記録しているらしい。
MVNOは回線数は維持できても収益性は落ちる
その名の通りMVNO格安SIMは「格安」が売り。ドコモの契約数が増えても収益性は落ちる可能性は否めず、今後どうMVNO事業を視野に入れたビジネスを展開するかがドコモ、au、ソフトバンクの課題となりそう。
MVNO各社SIM業者のシェアランキング
格安SIMの利用者シェアはOCN モバイル ONE
がトップで17%らしい。続いてIIJmio、BIGLOBEが続く展開。これに日本通信のb-mobileを加えるとこの4社でシェアが46.6%で約半分を占めるらしい。やはりよく聞く大手がランキングの上位を占め、のシェアが高い印象。そしてこれらすべてがドコモ回線を利用したMVNO業者だ。