人生やまあり

大学卒業後IT会社に就職してITをやってます。

AWSなどパブリッククラウドの未来 〜ここ2年の動きと、3年後の動きはこうなる〜


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AWS人気・認知度の急上昇

先日日経新聞に大きく取り上げられたことや、先日のAWSのイベントJAWS東京参加者が1万人を超えたことからも、近年AWSへの認知度が急激に増加してることがわかる。

日本経済新聞

JAWS-UG – AWS User Group – Japanは、Amazon Web Servicesの利用促進や情報交換のためのユーザーグループです。 | JAWS-UG

あの大企業Docomoも2013年11月にラスベガスで、しゃべってコンシェルジュが数百台のAWS基盤上で動いていると発表した。

ひつじ、雲に乗る - NTTドコモのクラウド進出をもふもふと支えるAWSのスケールパワー(1/4):企業のIT・経営・ビジネスをつなぐ情報サイト EnterpriseZine (EZ)

私はAWSソリューションアーキテクトの資格を持っているのだが、いまAWSエンジニア(AWSでセキュリティを考慮して大規模なシステム構築ができ、運用までできる)はどこの会社にも引っ張りだこである。

先日とある転職イベントに参加したのだが、「AWS」「エンタープライズ」「セキュリティ」というワードにどこの会社も食いつき、いくつもの一部上場会社からその場で「君はいますぐにでも来て欲しい」と言われた。

AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト - AWS 認定プログラム | アマゾン ウェブ サービス(AWS 日本語)

いままで(ここ2年位)のAWS(パブリッククラウド)

あの巨大企業Amazonが莫大なお金と、いままでEコマースで培ってきたIT技術でつくられたAWSは、いまやパブリッククラウドデファクトスタンダードとなっている。
パブリッククラウドAWSといっても間違いではないくらい。

そんなAWSもここ2年くらいは

  • 使いたいけど本当に安いの?
  • 使いたいけどセキュリティ的にうちの会社は無理だ
  • 使いたいけど個人情報を扱うから絶対無理だ

「使いたいけど・・」みたいな意見ばかりでした。

AWSについて問い合わせがくるときも、AWSについて教えて欲しい」みたないざっくりサービスについて聞いてくる質問ばかりでした。

最近のAWS

ところが最近大きく流れが変わった。

  • 使いたいので、エンタープライズに適用可能な設計をお願いします。
  • 使いたいので、24時間365日、東京地震があってもとまらないシステムをAWS上で作りたい。
  • 個人情報をマスクしてAWS上で大規模解析したい。

最近は「使う前提」で話が進むことが多くなった。

これからのAWS

まず下記の6点は間違いないと思う。

  1. パブリッククラウドデファクトスタンダード
  2. 金融をはじめとした基幹業務への導入が増加
  3. 個人情報もガンガンのってくる
  4. もっと安く、もっと早く、もっと高スペックに
  5. Cloudtrailをはじめとしたエンタープライズを意識したサービスの導入
  6. Workspacesの流行による社内イントラのクラウド

最後の社内イントラのクラウド化については、後日じっくりブログを書こうと思う。

エンタープライズでのAWS

AWSパブリッククラウドデファクトスタンダードから、エンタープライズデファクトスタンダードになってきているといっても過言ではない。
もはや誰もが知ってる大企業(証券、銀行、保険などの金融含め)のほとんどが、すでにAWSを使い始めている、もしくは利用を検討している。まだ検討すらしていない企業は、正直遅れているので絶対はやめにとりかかった方がいいです。間違いなく置いていかれます。


以上、AWSについてなんかだらだらと書きましたが、是非みなさんのご意見も聞かせてください!!!