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人生やまあり

大学卒業後IT会社に就職してITをやってます。

【御嶽山噴火】「心肺停止」と「死亡」の違いとは?


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2014年9月27日(土)長野県と岐阜県の県境にある御嶽山が噴火し、多くの犠牲者がでています。
9月29日13時現在、いまも噴火が続いているらしく新たな水蒸気爆発噴火や火砕流に注意が必要です。

29日山頂付近や登山道に取り残された心肺停止の27人の救助活動を警察、消防、陸上自衛隊を中心に再開したそうです。死亡者や心肺停止の方以外に負傷者が計63人(うち28人が重傷)に達しているようです。

心肺停止と死亡の違いは?

ここで気になるのが「心肺停止」と「死亡」の違い。気になって調べたのでまとめます。

「死亡」は法律的に死亡が認められた状態

死亡の定義は【心臓・肺・脳全ての不可逆的な機能停止】であり、医師などの認められた人がこの状態を認めた場合に「死亡」と扱われます。

相続や保険などの法律上の様々な手続きをスタートさせるための件の一つであるため、医師の宣告(正式には他の人・手法もあり)という手続きを法律として定めておく必要あがるのです。

「心肺停止」は身体状態の話

「心肺停止」はその言葉の通り心臓と呼吸が止まっている状態のことを言います。100%死亡と断定されたわけではありませんので、「心肺停止」の状態から蘇生の可能性もゼロではありません。

ただし、今回の御嶽山噴火の報道の「心肺停止◯◯人」という状態は「心肺は停止しているが医者により死亡と断定されていない」状態に極めて近い可能性があります。大変遺憾ではありますが「山頂付近や登山道に取り残された心肺停止の27人の救助活動」とはまさに事実上死亡状態である可能性が高いです。

自衛隊や警察は医師でないので死亡の判断ができません。ですが心肺停止の判断はできるため「心肺停止◯人、死亡◯人」といった表現になっているのです。

心肺停止から回復することもあるのか?

もちろん他のシチュエーション(事故など)の「心肺停止」の場合、蘇生する可能性はゼロではありません。

よく交通事故の報道などで「心肺停止で搬送、その後死亡が確認された」というのは、病院に行って救命処置を受けて、それでも残念ながら回復せずに死亡が確定したということになります。

「重体」と「重傷」の違い

「重体」と「重傷」の違いは有名ですね。

重体 重傷・軽傷などの傷の大きさを表すものではなく、怪我、損傷、病気などで命にかかわるほど危ない状態。
重傷 全治1ヶ月以上の治療を必要とするような損傷、怪我のこと。入院は必要なことが多いですが、命に別状はない状態。

登山時は必ず山岳保険加入と登山届の提出を

あまり知られておりませんが、登山向けの山岳保険や登山届が用意されております。

山岳保険

山岳保険は、本格的な登山から行楽やレジャーまで、山での遭難・災害を幅広くカバーする保険のことです。
登山人口が爆発的に増加しており、いまでは人気レジャーの一つとして定着した登山ですが、遭難事故やトラブルが発生しております。

例えば遭難時の救助費用、ヘリコプター費用を負担してくれる保険もあるようです。登山する場合は万が一に備え、保険に加入するようにしましょう。通り年に数回しか登山しない方向けの1回限りの保険もあります。下記のサイトでモンベルの保険について別記事でまとめております。

その他にも下記のサイトで詳しくまとめられております。

登山届

登山届はその名の通りこの山に登山しますと宣言するものです。昨今の登山ブームも登山客は年々増えているようですが、合わせてマナー不足の登山客や十分な準備をせず軽装での登山客も見受けれるようです。登山をする際は十分な準備とマナーを守りましょう。

下記のサイトでは登山届の提出先がまとめられております。
インターネット電子申請やWEBフォームを利用したオンラインの画面入力で登山届を提出できるところもあるようです。

登山計画書・登山届の提出先:JMA 公益社団法人 日本山岳協会

その他、出発前には家族・友人・職場・山岳団体に行き先を伝えるようにしましょう。FacebookやtwitterなどのSNSを活用するのもよいでしょう。また登山届が条例で義務付けられている山もあります。十分気をつけて下さい。

まだまだ噴火は続いている

二酸化硫黄(SO2)など有毒ガスも発生しており、現在は防護服を着用した隊員がガス検知器を持って捜索にあたっているようです。
登山者の方々、救助にあたっている方々、警察、自衛隊の方々のご無事、ご生存をお祈りいたします。


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