人生やまあり

大学卒業後IT会社に就職してITをやってます。

フタの裏のヨーグルトとおさらば!森永ヨーグルトのフタを開けたときのヨーグルトが落ちていくところがすごい!!


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最近朝ごはんにヨーグルトを食べることにはまっています。

フルーツとナタデココが入った森永のヨーグルトにはまっているのですが、フタを開けてもなぜかフタにヨーグルトがついていないことに気がつきました。

昔スプーンで一生懸命フタからヨーグルトを落としていたあの懐かしい作業が全くないのです。

そこで一度逆さま向けてわざとフタにヨーグルトを付けて、フタを開けてみました。

すると・・・・

youtu.be

トロトロと綺麗にフタからヨーグルトが落ちていくではありませんか!!!!!!!
(あまりの驚きに次の日も同じものを買ってバッチリ撮影してみました笑)

ついにこんな時代がきたのですね。。。

森永乳業のホームページでも紹介されていた

「森永 ヨーグルト フタ」で検索してみたところ、森永乳業のホームページにバッチリ紹介されていました。

お客さまからの「開封時、蓋についたヨーグルトが手についてしまう」「食後にごみを捨てる際、洗うのが面倒」などのお声をヒントに約1年を要して導入したものらしいです。

2010年2月からすでに採用されていたらしい

あまりヨーグルトを食べていなかった、というか食べるときに気にしていなかったので気付きませんでしたが、実は2011年10月からすでにヨーグルトがつかないフタは採用されていたらしいです。

どのような構造、技術で実現??

このヨーグルトがまったくつかないフタをどのような技術をつかって実現したのか非常に気になりますよね?(あれ?ぼくだけかな、、?)

「フタの裏のヨーグルト」、なくなった? - Excite Bit コネタ(1/2)」によると、

「蓮の葉をヒントに、フタの表面に目に見えないほど細かな凹凸が無数にある素材に変更しました。これにより、ヨーグルトをはじくことができるようになりました」
「撥水性機能を有する『TOYAL LOTUS(R)』を取り入れた容器です。『TOYAL LOTUS(R)』とは、東洋アルミニウム株式会社と森永乳業株式会社の共同で製品化に取り組んだ、撥水性機能を有する包装材料です。蓋材の最内面の樹脂に撥水加工を施すことにより、画期的な撥水性素材を実現しました。蓋材の最内面には、ミクロレベルの凹凸が無数にあり、ヨーグルトが付着してもすぐに転げ落ちるように脱落します」

と説明されています。

どこの技術?

森永乳業の特許なのかなーと思って調べてみました。

維新国際特許事務所メルマガ 個別表示」によると

職業柄、これは特許臭いと思い早速調べてみたところ、森永乳業のホームページ
に東洋アルミニウムとの共同開発で「蓮の葉の微細構造をシール面側に形成して
撥水性を実現しました」とあります。どうもそのような撥水構造シートを開発してヨーグ
ルトの蓋裏に採用したようです。

 次に特許出願を調査したところ、森永乳業と東洋アルミニウムとの共同出願はなく、
森永が「カップ状容器の蓋体及びその製造方法」(特許第4878650号)、東洋アルミ
ニウムが「積層体及び包装材料」(特開2011-93315号)として特許出願していることも
判明しました。 これらの出願から、この撥水構造は蓋裏に樹脂の膜を作り、その膜
の表面に疏水性(水と混ざり難い、水に溶けにくい)の微細粒子をちりばめることで
撥水性を発揮させていることがわかりました。

と説明されていました。

懸崖日記 : ヨーグルトの蓋」このブログでも

PDFを見ると、「東洋アルミニウム株式会社と森永乳業株式会社で共同で製品化に取り組んだ」と記載されています。
そのため、特許情報の出願人には両社の社名が入っていると思っていました。
しかし、実際には株式会社SNTと東洋アルミニウム株式会社の出願でした。

見つけた特許に間違いがなければ、森永はこの製品(蓋の加工)に対して特許権による占有権を有していません。
(見つけた特許が間違ってたら、ごめんなさい)
森永だけが、この蓋を使用しているという状況から考えると、東洋アルミニウムとの間での契約に基づく市場占有ということでしょう。

なるほど。
ちなみにSNTは「慶應義塾大学発ベンチャー企業」だそうです。すげーーーー!!


「2010年2月に初めてアロエヨーグルトの期間限定商品で導入し、2011年10月からビヒダス4ポットタイプでも採用しました。その後、濃い旨ヨーグルトや、これで10種のフルーツヨーグルトなど、他の商品にも順次導入しています」らしいのでみなさんも是非フタに注目して森永のヨーグルトを食べてみてください★